前の続きです。

  • Day:2012.09.30 21:18
  • Cat:映画
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豊饒の海 第二巻 奔馬




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陸軍の堀中尉(勝野洋)と飯沼勲(永島敏行)





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道場




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"暴挙だよ。それに決まってる。新風連も暴挙だった”




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改めて決起を誓う。。。




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密談。このあと襖がぱぱーんと飛んで憲兵隊が乗り込んできます。





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牢。



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尋問官(池部良) (右)




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財政界の黒幕・蔵原(根上淳)

背後の絵に注目です。



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照明が暗くなると絵が透け、忍び寄る飯沼の姿が浮き出るように出現します。
この後、絵を切りつけ飯沼が室内に侵入。すごい演出です。



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“勲は庭をまっしぐらに海のほうへ向かって駆け下りた。”

“『日の出には遠い。それまで待つことはできない。昇る日輪はなく、けだかい松の樹蔭もなく、かがやく海もない』”





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画面一転、憂国の撮影シーン。

名優緒形拳




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“そのとき私は蛇を見たのだ。
地球を取り巻いている白い雲の、つながりつながって自らの尾を嚥んでいる、巨大というもおろかな蛇の姿を。”
「太陽と鉄」





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ぽちっとありがとうございます。
拍手よりのコメント、返信できないのですが、楽しく読ませていただいています!
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ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ 石岡瑛子のセットデザイン

  • Day:2012.09.26 21:35
  • Cat:映画
本日紹介の映画です。
気合を入れて沢山スクリーンショット撮りました。


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「ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ」

1985年、日本とアメリカの合作です。

監督はポール・シュレイダー。「タクシー・ドライバー」で脚本を担当したことで有名。



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三島由紀夫の生涯と最後の1日、中に三つの小説を題材に構成しています。



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このシーンは仮面の告白にあるものですが、実際に少年時代に体験したこととして、挿入しています。
手袋~。



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これは三島邸(風)。



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第一章 金閣寺

とにかくキャストが豪華! 演技も素晴らしく、諸事情によりこれまで日本で未公開だったのが、ひたすら惜しい、です。
でもたぶん、現在は「憂国」に続き、確か日本でもDVDかブルーレイで観れるようになった筈です。。。

今回この映画を紹介したい一番の理由。

それは、美術の素晴らしさ、です。


担当は石岡瑛子氏。


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特に小説部分の背景は、まるで演劇を観ているような見事な舞台装置で展開されます。

こうして写真にしてしまうと、実際の画面で観たときの10分の1くらいの感動しかお伝えできないのですが。

後の監督のインタビューによると、予算もあまり多くなかったようですが、若くアメリカではまだ駆け出しともいえた石岡瑛子の才能にとても信頼をおいていたようです。



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最初金閣寺のセットを観たとき「わ~っ!」と思ったのですが、日本人のデザインとは思いませんでした。
アメリカでよく見かける「なんちゃって和風」な空気が漂っているのですが、それはハリウッド映画ということで、石岡瑛子が故意にそうしたもので、不思議というか、当然というか、とにかく素晴らしい!の一言。

画面が変わる度に目を奪われました。

石岡瑛子の気迫と才能が溢れんばかりにここに表現されています。



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和尚(笠智衆)と溝口(坂東八十助)



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柏木(佐藤浩市)の下宿。



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タタミとイケバナ



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音楽はフィリップ・グラス。
これ以上の適任は考えられません^^。




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私が、三島由紀夫の小説の中で一番好きな作品。

第二章 鏡子の家

収(沢田研二)の所属する劇団の配役一覧が貼りだされたところ。




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屋台風景。 雑踏がぐるぐると屋台を囲んで歩きます。



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ちなみに夏雄は横尾忠則^^。




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収の母(左幸子)の経営する喫茶店。衣装にも注目です。

鏡子の家はピンクと紫。



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収を待つ清美(李麗仙)。



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祭りの散策。歌舞伎風です。



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清美の家
このかたち!


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これで前半を終わります。後半はまた後ほど。




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アンディのキャンベル・スープ50周年

  • Day:2012.09.22 22:15
  • Cat:日常
ふ~、オビ氏一行のママ、ローラが今日帰ってきました^^。
二週間のお世話・・・さすがに長かったです。
みな大好きですが、大事な命を預かっているわけですし、楽しいですがやはり緊張も大きいので。
ローラが帰ってきてくれてほっとしています! 

今日の投稿はキャンベル・スープです。

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このスープたち、何が普通と違うかお分かりでしょうか。
アンディ・ウォーホルのキャンベル・スープシリーズ生誕50周年を記念して、キャンベル社が楽しくも限定で、アンディ仕様のトマト・スープ缶4デザインを販売してくれたのです。


普段缶のスープは飲みませんが・・・これは買いです。


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キャンベル社、なかなか粋なことをしてくれます。
一缶75セント。 やすっ。

ターゲットというお店での限定販売でした。もう売切れちゃったかもしれません。


↓これはMOMAにあるキャンベル・スープ。(2007年撮影です)

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アンディとは関係ないですけれど。心の友、スミスのうた。デレク・ジャーマンの撮ったビデオです。









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オビ氏の小さくも偉大な日常

  • Day:2012.09.13 10:21
  • Cat:日常
今日はオビ氏の日常について。

オビ氏とは、ローラの鳥さん。この日の日記で初登場しています。

とにかく俺様キャラのオビ氏なのですが、

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そんなオビ氏にも妥協を許さない「彼だけの世界」があるのでした。

(↑このクチバシ、1秒に10回くらい、絶対動いてます。何か食べてるときでないと、突っつかれるので写真が撮れません。でも、やっぱり、ピキッときている顔です)


そもそも世界とは? 誰もが内に持っているもの。そして根源では誰とも分かち合えない、徹底して自分だけのもの。と、わたしは思うのです。


そして今回感動したオビ氏の行動(または思考)について。

朝、オビ氏はキヌワとご飯のミックスを食べるのが日課です。
(前にも書きましたが、昼はフルーツ類、夜はお気に入りのシード類です)

それにしても、ローラもまた変わった人で^^;)、黙々と一人で2週間もキャンピングをする人です。
余談ですが、先年、キャンプから帰ってきて、彼女の日産車の窓に泥の熊の手形がついていて、誇らしそうに見せられました。
危なすぎです^^;;;;。


閑話休題。すいません。

ローラはとにかく、長く留守にするのですが、その間のオビご飯はすべて作って冷凍庫に入れてくれています。
一皿ずつラップしてあり、前夜に、翌日分のお皿を冷蔵庫に移して、ゆっくり解凍させて翌日オビに出します。


ところが、昨日、前夜の解凍を忘れてしまい、朝ご飯がカチカチだったのです。

オビを既に籠から出してしまっていたので、(食事がすぐ出てこないと俺様オビに怒られて噛まれるので)、慌てて、まずは、じゃあ、とりあえず、お気に入りのシード(種類)でも食べてて、とお皿に出してみたのですが・・・・

オビ氏、食べません


わたしにも分かる動作で 「これは朝食べるものじゃないでしょ!」と断固拒否。

この時は本当に感心してしまいました。

オビ氏の小さな世界は、毎日、規則正しく、間違いなく、回転しているのです。


シードは朝食べてはいけないものなのです。

それが彼の正しい世界。

ちなみに、寝るときも、カバーをかけると、つつつつつっと籠を伝って、所定の位置で寝る彼です。
他の場所では絶対に寝ません。


頑なに自分の世界を貫くオビ氏にとても感動したので、そのことを家人に話したら、

「だって、それは、人間だったら、朝からピザを食えって言われてるようなもんだからじゃないの?」

おおお、そういうことなのか。いくらピザが好きでも朝からは食べないさ、と妙に納得の、さすがは頑固者山羊座+イタリア系よりの説明例。

でも、うさぎさん、猫や犬だって、好物のものが朝出されても躊躇なく食べませんか?

やっぱりオビの頑固度は相当高いと思うのです。


ちなみに、朝ごはんはレンジで解凍し、事なきを得なました。
またその夜、オビ氏はシードをとても美味しそうに食していました。


長くなってしまいましたので、終わります。


震災以降、日常を続けることができる幸せを思います。



オビ氏、面白いのでまた機会がありましたらエピソードを紹介したいです。






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オビをポチっていただけるとうれしいです。

おにぎりちゃん

  • Day:2012.09.09 21:58
  • Cat:人形
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この写真は2008年初夏のもの。人形は年をとらないからいいですね。
今でも同じ顔です^^。


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名前は一目見て「おにぎりちゃん」と決めました。

家人に見せた瞬間即答で、「わ、この子は飛行機の中でドーナッツいっぱい頬張ってきたな!」といわれました。。。

はるばる日本から、アメリカへようこそ~。


お話は変わりますが、ブログでご心配いただきました微熱は、体内の炎症が原因とのことでした。ただ原因は不明とのことです。。。。なんだったのでしょう。。。また、CTスキャンで気になることがあったので、10月に再検査を命じられました。とほほ。。。。
 とはいえ、わたしは今食欲も旺盛(すぎ!)でとても元気です。
もう熱が出ないとよいなーと思っています。
また今日からローラがキャンプに向かったので、二週間ほど、オビ一行のお世話に行ってきます!





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ボウイの描いた三島由紀夫

  • Day:2012.09.07 21:53
  • Cat:音楽
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何かを抱きかかえるようにして横になるデヴィッド・ボウイ。その上には三島由紀夫の肖像画。




ビデオは1965年のストーンズの曲、Play with Fire. The Last TimeのB面の曲なのですが、すごくかわいい曲!です。
ただし歌詞の内容は「リッチなお嬢さん、俺と火遊びは危険だぜ」という他愛も無いものですがとにかくキャッチーです。
この頃のストーンズの、こういう曲が好きです。
ジャック・ニチのアレンジメントが素晴らしい。チェンバロが効いていますね。ちなみにレコーディングではフィル・スペクターがベースを演奏したそうです。。。











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三島由紀夫の猫

  • Day:2012.09.04 22:37
  • Cat:
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上の写真は、中央公論新社の「三島由紀夫と戦後」の中の1ページです。

撮影は土門拳。

愛猫チルちゃん、背中でものすごくアピールしていますね。「ナニカチョーダイ」
それを放心したような表情で見つめる三島。小説の案で頭の中がいっぱい、でしょうか。

とてもよい写真だなーと思ったので、ある日Sさんに、上の画像をメールでお送りし、メッセージには、

「チルちゃん、うちのズーズーと同じ 赤猫 です!」

・・・と書きました。



が、ちょっと待って。

赤猫


アメリカではズーズーの模様はオレンジとか、オレンジ・タイガーとか言われますが、お年寄りの中にはたまにレッド・キャット、と呼ぶ方もいました。

だからといって。。。。

なんで普通に 茶トラ と言えなかったのでしょうか。。。。 


それは思い浮かばなかったから。

ちなみに、その後、Sさんから 赤猫 についてはなんのコメントもありませんでした。


突っ込んで欲しかった^^;。




また別冊太陽、「三島由紀夫」では、

私は人間だから、やはり人体の美を一番上に置く、その次に美しい動物は馬だと思ふ。第三位は、私にとっては猫である




という一文があります。
なるほどなるほど。
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