映画の中の人形たち

  • Day:2012.10.24 20:31
  • Cat:映画
だらだらと「下書き」を書いているうちに、今日28日、こちら東海岸に超大型のハリケーンが接近中です。
わたしの住むコネチカット州は、海岸沿いを除き水害は避けられそうですが、内陸でも暴風雨が予想されているため、今から大規模な範囲での停電が懸念されています。
実際、去年のちょうど今頃、季節はずれの大雪で、丸々6日間停電となりました。
そのときのことがありますので、今回も数日の停電は覚悟しています。
停電したら図書館から更新しようと思っています(って、毎日ブログを更新しているような口吻ですが・・・)

ニュージャージー、ニューヨークの被害も最小であることを願っています。。。。


それでは、ここから下、のらりくらりと書いていた投稿です。









今日もまたマニアックな内容で恐縮です。

映画の中に出てくる玩具をまた少し。


1枚目

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モッタイブッテすいません。

でも、

このワンシーン、どこの国の何年ころの映画からだと思いますか?



ブドゥア・ドール、またはレンチタイプのお人形。真ん中はグーグリー水平さん。そして左に、髪の毛が乱れたビスクの赤ちゃんが棚に並んでいます。


この映画のキーとなるおもちゃは車なのですが。。。。写真撮っていません。。。










答え ↓





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「夜ごとの夢」 監督:成瀬巳喜男 1933年(昭和8年)堂々の日本無声映画です。





カフェの女給さんをしながら小さな男の子を育てるシングルマザー。
不況のため、旦那さんは仕事が見つからず家出状態。それでも、子供には惨めな思いをさせたくないと、必死に働くお母さん。
ある日、みすぼらしい格好のお父さんが帰ってきて、和解。家族3人で出直そうと決心するのですが。。。。


男の子が、お父さんの穴の開いた靴を見て、穴を埋めてあげようとキャラメルを詰めるシーン、とても印象的でした。









次の映画の1シーンはこれです。

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「素晴らしき日曜日」 1947年 監督:黒澤明

戦後まもなくの東京で、健気に生きようとする若いカップルの物語です。

わたしは黒澤監督の1940年代の映画が好きです。
特にこの映画は、ひょっとして一番好きかもしれません。
主人公の二人はとても初々しく純真、特に女の子は実に可憐です。


一緒に住むこともままならず、日曜日毎にデートを重ねるのですが、不運が重なり、最悪の日曜日になるかと思いきや。。。。

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男の子が、女の子(といっても少年・少女ではありません。20代の二人です)のかばんの中から、このクマ(いぬ?)の縫いぐるみを見つけます。

小さなクマは無垢の象徴。

色々辛いことがありますが、二人は最後には.....(ネタバレにならないよう書きません^^。

是非是非。お勧めの映画です。









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これも黒澤監督の「生きる」1952年。
有名な映画なので説明不要でしょうか。

このテーブルの上のうさぎさん、ぜんまいでぴょんぴょん飛びます。
「素晴らしき日曜日」のくまさん同様、主人公の心境に変化を与えるという重要な役割を果たしています。

偶然かもしれませんが、おもちゃのぬいぐるみが、二本の黒沢映画で、キーとなる小道具に使われていました。


ちなみに・・・コーヒーカップ、オキュパイド・ジャパン期のノリタケっぽいですね。形がよいです。







次は内容に深く関係しているわけではない、人形の写っている1シーンです。

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1948年の「裸の街」監督:ジュールズ・ダッシン
ハリウッドのフィルム・ノワールです。
映画の内容とはまったく関係ないのですが、背後に人形コレクションのシーンがありました。
マニア的に一部を拡大してみますと・・・・

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いちまさーーーーん。発見^^。








少々欲張って詰めすぎですが、あと二本!

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「何がジェーンに起ったか?」1962年、アメリカ。
主演は ベティ・ディヴィス と ジョーン・クロフォード。
往年の大女優の、(ある意味)大迫力の演技です。
楳図かずお好きの方へ絶対お勧めの映画です。






超脈絡なく、最後にもう1本。

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「心中天網島」1969年 監督:篠田正浩

近松門左衛門作の人形浄瑠璃を実写化した野心作です。わたしは大成功だと思いました。
この映画では人間が人形となり、終始黒衣さんたちが背後に控えて、役者さんたちを随所で手助けします。
文楽好きの織田作之助が観たら、なんといったでしょうか。

上の画像は冒頭の、本物の文楽シーンです。

岩下志麻の二役演技が素晴らしいです。(すごい美人!)






趣味が偏りますが、チョイ役((英語では "bit part" といいます)の人形やおもちゃたちを
今後も紹介していきたいと思います。



レモンヘッズ。1分52秒。ポップソングは短いほど最強だと思いますっ。












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ハロウィーンの

  • Day:2012.10.16 22:06
  • Cat:日常
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うちの・・・・ではなくて、とあるお店のハロウィーン・ディスプレイです。
本格的・・・・。


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全体。 右のおじさん(?)、怖すぎです^^;;;;。
(店員さんなのかな~)
残念ながらアップ写真はありません。


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うちのほうの紅葉、いま、こんな感じです。





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この画像は黒澤明監督の最後の映画「まあだだよ」(1993年)の一画面です。
内田百けんの随筆をもとに百けん先生と教え子たちとの交流を描いています。

東京大空襲で家を失って以後、百けん先生と奥さんが3年を過ごした掘っ立て小屋。
随筆にも多く出てくる家(?)で、一体実際はどんな風だったのだろうと想像していましたが、黒澤監督が見事に再現してくれました。こんな小さなところに二人で3年も。。。。。

この映画の、このシーンの、紅葉が印象に残っておりましたので。紅葉続きです。





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どんぐりころころ

  • Day:2012.10.09 22:37
  • Cat:日常
散歩で拾ったどんぐり。
ハイキングコースを歩いていると、頭の上からぼこぼこ落ちてくるので、本気で注意しないといけません。



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秋ですね~。

写真の葉っぱはグリーンティ・ミント。


ところで、どんぐりの帽子の部分。殻斗(かくと)というのですね。知らなかったです!
なんかどんぐりに似合わない格好いい名前です。



この下の写真の帽子、すごーく形が綺麗です。使い込まれたウッド・ボウルのように中が滑らかです。

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ミニチュア・ドールの帽子にぴったり。。。
それとも、少し加工してドールハウスの食器にしたらよいかも・・・です。


それで思い出したどんぐりころころの唄。


1.どんぐりころころ ドンブリコ
 お池にはまって さあ大変
 どじょうが出て来て 今日は
  坊ちゃん一緒に 遊びましょう

2.どんぐりころころ よろこんで
 しばらく一緒に 遊んだが
 やっぱりお山が 恋しいと
 泣いてはどじょうを 困らせた




二番はどんなだっけ?と思わず検索してみたら、わ、どんぐりころころ どんぐりこ じゃないんだ!とまた新発見!

いえ、小さい頃学校で歌ったはずなのですが、いつの間にか自分の中で
「どんぶりこ」→ 「どんぐりこ」 に変換されていたようです。

そういうことってありますよね・・・・?

ついでといってはなんですが、ウィキペディアのどんぐりころころのページに幻の歌詞3番が載っていました。

どんぐりころころ 泣いてたら
仲良しこりすが とんできて
落ち葉にくるんで おんぶして
急いでお山に 連れてった




1番、2番に続いて大変シュールで、そのうえ明るい結末でよいのですが、これは後年作曲家の岩河三郎が作ったものだそうです。






小さい秋見つけたもよいですね。





今日の夜のズーズーで終わります!
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目がしょぼしょぼ~。猫ってどうして紙やプラスティックバッグの上が好きなのでしょうね。



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  • Day:2012.10.07 11:40
  • Cat:
ツイテキタマエ


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台所のほうへ誘導するズーズー氏

先代猫ユキちゃんの気質を引き継いでくれたのか、ズーズーはカリカリを食べるときヒトに撫でられるのが好きです。
フガフガいいながらバリバリ食べます・笑




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ブリキの太鼓

  • Day:2012.10.03 17:42
  • Cat:映画
今日の映画は「ブリキの太鼓」です。

1979年 ドイツ。監督はフォルカー・シュレンドルフ。

ニュー・ジャーマン・シネマの監督の一人といわれています。

ヘルツォークやファスビンダー、ヴェンダースなどは好きですが、わたしはシュレンドルフはこの映画が初めてです。



原作はギュンター・グラス。

えてして原作が名作の場合、映画はイマイチ・・・ということが多いのですが・・・この映画は最後まで面白く観れました。
原作に漂う終始皮肉なブラック・ユーモアがうまく映画にも出ていると思いました。


お勧めです!



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オスカル。地下室で"落ちる”準備。
この子がすごくよい演技をしています。監督の技量でしょうか。
水兵服がかわいいです。




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学校でも太鼓を離さないオスカル。

誰かが無理やり取ろうとするとガラスが割れます^^;;;;。





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今回は映画の紹介というより、お人形が出てきたので、そのシーンを紹介したくてブログに書きました。

マルクスの玩具屋~!





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オスカルの取替え用太鼓がいっぱいです。
その横にはビスクドールが。





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マルクスの背後にはセルロイド質のお人形さんたちが並んでいます。
いいな~。






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ブリキのおもちゃ。






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またマルクスの後ろに気になるトイショップが。
ブッチャー・ショップっぽいですね。。。






『そして、すべての縫いぐるみの動物、熊、猿、犬、さらに眼を開けたり閉じたりする人形、同じく消防自動車、揺り木馬、また彼の店を守っている操り人形が全部、彼と一緒に跪こうとしているように思われた』
(第一部より)





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