FC2ブログ

映画の中の人形たち (2) ファスビンダー

  • Day:2013.02.17 11:14
  • Cat:映画
今日は映画の中の人形たち第二弾です。
(第一弾はこちら


20130215.jpg

前と違って1本だけのご紹介です。

チャイニーズ・ルーレット
1976年、ドイツ映画。


20130215a.jpg

足の不自由な女の子、設定年齢12歳だそうです。
お人形さんのようなカールヘアがとてもかわいい。

左のブライアン・ジョーンズ似のお姉さんは少女のお世話係でミュートです。
(何故か笛を吹いてます)

20130215b.jpg

監督は、one & only ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。

まるで限られた時間を知っていたかのように、短命ながら多作だった彼。
監督ばかりでなく、脚本も手がけています(時には俳優も)。
すごい鬼才です。


「チャイニーズ・ルーレット」は彼の作品の中でも、個人的に特に秀逸だと思います。

最初から最後まで、ものすごく研ぎ澄まされた感覚、緊張が続きます。緩みません。

透明ガラスと鏡、人形が象徴的に登場します。

人形は少女の親衛隊のようなもののようで、別荘にもみんな連れてきています。



20130216.jpg

上のシーンは、別荘の管理人の息子を尋問しているところです。
お人形さんたちも、その様子を見守っています。

20130216a.jpg

ガバネスさんと二人で到着したその先は、少女の父と母がそれぞれの愛人を連れて先に到着している家族の別荘。
二組のカップルを引き合わせたのも実は少女の策略です。

恐ろしいくらい老成した子供です。


20130216c.jpg

車のトランクが前にあります。


20130216b.jpg


ファスビンダーは、不思議なことに数本の映画の中にビスクドールを登場させています。
全く油断も隙もない監督です。


20130216d.jpg

美しい構図。
とても綺麗なアンナ・カリーナと、ファスビンダー作品常連の Margit Carstensen。


20130216e.jpg

このシーンではガバネスさんが少女の杖を使って Kraftwerk の曲 Radio-Activity に合わせてふざけてダンスをします。
選曲が強烈な印象を残しました。
あと、ファスビンダーは、レナード・コーエンが好きみたいですね。他の映画で使われています。



それでは、また~。


20130116g.gif
ブログランキングに参加しています。ぽちっとありがとうございます。
スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。